パーティションの費用
パーティション工事を検討するとき、「会議室を1室つくるといくらかかるのか」「1坪あたりどのくらいかかるのか」といった費用は気になるポイントです。
しかし、パーティション工事の費用は、オフィスの面積や坪数だけでは決まりません。使用するパーティションの種類、高さ、施工する長さ、扉、ガラス、既存設備、空調・消防設備の変更などによって金額は変わります。
ここでは、パーティション工事の費用相場を考える際に確認したいポイントをご紹介します。
パーティション工事の費用相場
パーティション工事は、同じ長さの間仕切りでも仕様によって費用が異なります。比較的シンプルな仕様と、ガラスや扉を多く使用する仕様、遮音性を考えた仕様などでは必要な材料や施工内容が変わります。
また、新しい会議室をつくる場合には、パーティション本体のほかに、
- 扉
- 電気
- 照明
- 空調
- 消防設備
- 床・天井の補修
が必要になる場合があります。
そのため、費用相場を見るときは、「パーティション本体だけの価格なのか」「部屋を完成させる工事全体なのか」を確認することが重要です。
坪単価で考えられる?
内装工事全体では坪単価が目安として使われることがありますが、パーティション工事だけを坪単価で比較するのは適していない場合があります。
パーティションは、オフィス全体の面積よりも、
- 施工する長さ
- 高さ
- パネルの仕様
- 扉の数
- ガラスの範囲
- コーナーの数
などによって工事量が変わるためです。
同じ50坪のオフィスでも、会議室を1室だけつくる場合と、複数の会議室・個室をつくる場合では費用が大きく異なります。
そのため、坪単価はオフィス内装全体の予算を見る参考とし、パーティション工事については実際のレイアウトと仕様から確認する方が現実的です。
種類別に費用が変わる理由
アルミパーティション
比較的シンプルな構造で、仕様を抑えた間仕切りをつくる場合に検討されます。パネル、扉、高さなどによって費用が変わります。
スチールパーティション
しっかりした個室や会議室をつくる場合などに使用されます。仕様や求める性能によって材料・施工内容が変わります。
ガラスパーティション
ガラスの種類、面積、フレーム、扉、フィルムなどによって費用が変わります。ガラス面が増えるほど、一般的な不透明パネルとは異なる施工・材料費が必要になります。
可動式パーティション
移動させることで部屋の広さを変更できる構造のため、固定式パーティションとは施工方法が異なります。天井側の構造や収納方法なども確認する必要があります。
扉の数・仕様も費用に影響する
会議室や個室をつくる場合には扉が必要です。
扉には、
- 開き戸
- 引き戸
- ガラス扉
- 不透明扉
などがあり、使用する仕様によって費用が変わります。
また、鍵などを設ける場合にも必要な仕様を確認します。
ガラスを使用する範囲
ガラスパーティションでは、すべてをガラスにする方法だけでなく、一部だけにガラスを使用する方法もあります。
たとえば、
- 全面ガラス
- 上部のみガラス
- 腰下を不透明パネル
- 一部だけガラス
などです。
必要な開放感、視線、デザイン、ご予算を確認しながら使用範囲を決めます。
設備工事を含めて費用を考える
新しい部屋をつくると、空調や照明などを変更する必要が生じる場合があります。
確認する主な設備には、
- 空調
- 照明
- 電源
- 火災報知設備
- スプリンクラー
- 換気設備
などがあります。
パーティション本体が予算内でも、設備変更を含めると全体の費用が変わる場合があります。
B工事・指定工事が関係する場合
テナントビルでは、空調や消防設備などが建物側の指定施工会社による工事となる場合があります。その場合、パーティション工事とは別に費用が発生することがあります。
管理会社の工事区分表などを確認し、内装工事と建物側の指定工事を含めた全体予算を確認します。
コストを抑えるためのポイント
既存パーティションを活かす
現在の会議室や個室を使用できる場合には、すべてを撤去せず一部を残す方法があります。
必要な部屋数を整理する
会議室や個室を増やすほど、パーティションだけでなく扉や設備工事も増えます。実際の利用状況から必要な部屋数を整理します。
ガラスを使用する範囲を調整する
全面ガラスが必要なのか、一部だけでよいのかを確認します。
既存設備の位置を活かす
空調、照明、消防設備などを大きく変更しなくてもよい位置に間仕切りを計画できれば、関連工事を抑えられる場合があります。
仕様の優先順位を決める
すべての部屋を同じ仕様にするのではなく、来客用会議室と社内用会議室で仕様を変える方法もあります。
見積もりで確認するポイント
パーティション工事の見積もりでは、金額だけでなく何が含まれているのかを確認します。
主に、
- パーティション本体
- 扉
- ガラス
- 解体・撤去
- 床・天井などの補修
- 電気・照明
- 空調
- 消防設備
- 養生
- 搬入
- 現場管理
- 指定施工会社による工事
などです。
複数の見積もりを比較する場合にも、同じ工事範囲になっているかを確認することが重要です。
FAQ
Q. パーティション工事は坪単価で見積もれますか?
概算の参考として使用されることはありますが、実際には施工長さ、高さ、素材、扉などによって費用が変わるため、レイアウトと仕様から確認する方が適しています。
Q. ガラスパーティションは高くなりますか?
一般的な不透明パネルとは材料や施工方法が異なるため、使用するガラスの種類や範囲によって費用が変わります。
Q. 設備工事もパーティション費用に含まれますか?
見積もり内容によって異なります。空調・電気・消防設備などが別途工事になる場合もあるため、工事範囲を確認してください。
Q. 既存パーティションを再利用できますか?
現在の状態、新しいレイアウト、製品仕様などによって異なります。現地確認のうえで判断します。
Q. 見積もり前に何が必要ですか?
既存図面や希望するレイアウトがあると確認しやすくなります。図面がない場合も、現地を確認しながら整理できる場合があります。
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会議室パーティション
パーティション工事の費用についてご相談ください
パーティション工事の費用は、間仕切りの長さだけでなく、種類、扉、ガラス、設備工事、建物条件などによって変わります。
現在のオフィスと希望するレイアウトを確認しながら、必要な工事範囲を整理することが重要です。